▼祇園祭の手ぬぐい
手ぬぐいTOP
>
手ぬぐいリスト
>
お祭り
>
祇園祭てぬぐい
>
京都祇園祭の各山鉾が配布している手ぬぐいを集めてみました。 祇園祭は7月の山シーズン開催ですので中々行けなかったのですがようやく全山鉾を集められました。 正直、手ぬぐいコレクターには恐ろしいお祭りです。どれだけ手ぬぐいを買わされるのかと。 普通に各山鉾で複数種類販売されているのも恐怖です。なお、買わないという選択肢はありません。 まあ、これから徐々にコレクションを増やしていきます。 なお、山鉾の掲載順は2019年祇園祭の巡行順です。
祇園祭 前祭
◆長刀鉾(なぎなたほこ)【鉾】
「くじ取らず」として、毎年必ず前祭の先頭を行く鉾。鉾頭は大長刀。 ちまき柄とか変わった複数種類の手ぬぐいを展開されています。 長刀の鉾部分の手ぬぐいと長刀鉾全景の手ぬぐい、スタンダードな柄を選びました。 2019年に購入。どちらも注染手ぬぐいです。
◆蟷螂山(とうろうやま)【舁山】
全山鉾の中で唯一のからくり仕掛けの「大かまきり」が大人気の舁山。 手ぬぐいも大人気で毎年新作が出ているようです。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆芦刈山(あしかりやま)【舁山】
謡曲「芦刈」が題材になった御神体の舁山。御神体衣装は山鉾最古。 芦刈山の駒形提灯がデザインされています。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆木賊山(とくさやま)【舁山】
世阿弥の謡曲「木賊」が由来の山で子をさらわれた翁が、ひとり木賊を刈る姿を表しているとか。 木賊が描かれた手ぬぐいです。木賊山は植物の木賊メインの手ぬぐいが多いようです。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆函谷鉾(かんこほこ)【鉾】
「くじ取らず」で、毎年全体では5番目、鉾では長刀に次いで2番目に行く鉾。 鉾頭の三日月と山は、夜中の山並みを表し、真木の上端には孟嘗君、その下に雌雄の鶏が祀られている。 中国の孟嘗君が函谷関で家来に鶏の鳴声をまねさせ関門を開かせ難を逃れたと言う故事に因んだ鉾。 シンプルに函谷鉾全景の注染一色染めを購入しましたが、同デザインで多色染め版もあります。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆郭巨山(かっきょやま)【舁山】
中国史話「二十四孝」の一人『郭巨釜掘り』の故事にちなんだ山。 貧困に苦しんだ郭巨が子を捨てようとしたところ土中から黄金がでてきた、という話に因む。 釜と鍬が描かれた面白いデザインで色合いも好きだったので購入。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆綾傘鉾(あやかさほこ)【傘鉾】
綾傘鉾は、山鉾の非常に古い形態を残している傘鉾の一つ。 棒振り踊りでは独特のお囃子に合わせ、疫病退散の踊りを踊る。 曳き鉾の巡行図で綾傘鉾の巡行が描かれています。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆伯牙山(はくがやま)【舁山】
山に飾られる人形は中国の琴の名手・伯牙、親友の訃報を聞き嘆き悲しみ、 琴を斧で割ってしまおうとしている様を表す。 駒形提灯を眺める人々まで描かれた作品です。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆菊水鉾(きくすいほこ)【鉾】
町内に古くからあった井戸、菊水井にちなんで名付けられた。 坂井昇氏の作品で恐らく永楽屋の制作ではないかと思われます。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆油天神山(あぶらてんじんやま)【舁山】
社殿の中に天神像を祀り、油小路通にあることから油天神山と呼ばれている。 天神山の鳥居に真木の松、紅梅の枝と曳山の上部をカラフルに描いています。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆太子山(たいしやま)【舁山】
聖徳太子を祀るのでこの名がある。杉の巨木で六角堂を建てたという故事に因む。 太子山の全景手ぬぐいです。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆保昌山(ほうしょうやま)【舁山】
丹後守平井保昌と和泉式部の恋物語を題材とした山。 保昌が式部のために紫宸殿の紅梅を手折ってくる姿をあらわしている。 御神体は緋縅の鎧に太刀をつけ、梨地蒔絵の台に紅梅を一杯にもってこれをささげている。 円山応挙の胴懸、巨霊人に鳳凰図の手ぬぐいです。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆鶏鉾(にわとりほこ・とりほこ)【鉾】
政治に不満があれば叩くように置かれた太鼓が苔が生え鶏が巣をつくった故事『諌鼓』に因む。 鉾頭は三角形の中に円があしらわれ、太鼓の中の卵を表す。 鶏鉾の紋が描かれた手ぬぐい。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆白楽天山(はくらくてんやま)【舁山】
唐の詩人 白楽天が、道林禅師に仏法の大意を問うところを表している。 唐冠を付けた人形が白楽天で、帽子をかぶった僧の人形が道林禅師。 白楽天山の全景手ぬぐいです。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆四条傘鉾(しじょうかさほこ)【傘鉾】
織物の垂りなどをつけた傘と棒ふりばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つ。 傘の漢字と四条傘鉾の紋を傘っぽく配置した何とも目を引くデザインの手ぬぐいです。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆孟宗山(もうそうやま)【舁山】
山に飾る御神体は病身の母を養う孟宗が、雪の中で筍を掘りあてた姿をあらわしている。 竹とタケノコを描いた手ぬぐいです。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆月鉾(つきほこ)【鉾】
夜と水徳の神であったこの月読尊に因んだ鉾。鉾頭は、全山鉾中最古の銘が見られる。 月鉾の全景手ぬぐい。絵柄は注染風ですが捺染です。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆山伏山(やまぶしやま)【舁山】
山に飾るご神体が、山伏の姿をしていることから山伏山と呼ばれる。 山伏を覆う傘と祇園祭の紋、法輪が3次元風に描かれた手ぬぐい。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆占出山(うらでやま)【舁山】
神功皇后を祀る安産の山。くじ順でこの山の巡行が早い年は、お産が軽いといわれている。 占出山の巡行姿が描かれた手ぬぐい。後ろに4基の山鉾が見えます。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆霰天神山(あられてんじんやま)【舁山】
昔京都が大火に遭った時、急に霰が降り火の勢いが収まった。 その時に降りてきた天神像を祀ったの霰天神山の始まりとされている。 霰天神山の全景が描かれたちょっと黒い手ぬぐい。 2019年に購入。捺染の手ぬぐいです。
◆放下鉾(ほうかほこ)【鉾】
「くじとらず」で、21番目に行く。鉾頭は、日・月・星の三光が下界を照らす形。 見送は昭和五十七年から皆川泰蔵氏作のロウ染め「 バグダット 」を使用。 手ぬぐいも同じく皆川泰蔵氏の作品でバグダットのフクロウが描かれています。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆岩戸山(いわとやま)【曳山】
「くじ取らず」で、22番目に行く。 「古事記」「日本書紀」に記される「国生み」と「天の岩戸」の神話を故事に因む曳き山。 岩戸山の紋をネガポジで交互にあしらった幾何学的な手ぬぐい。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
◆船鉾(ふねほこ)【鉾】
「くじ取らず」で、23番目、前祭巡行の最後を行く。 「日本書紀」の神功皇后の新羅出船に因んでいる。船頭に「鷁(げき)」を飾っている。 車輪に交互に船鉾の紋を入れた手ぬぐい。 2019年に購入。注染手ぬぐいです。
祇園祭 後祭
◆橋弁慶山(はしべんけいやま)【舁山】
「くじ取らず」で、後祭の巡行の1番目に行く。 弁慶と牛若丸が五条大橋で対面する場面を現している。 手ぬぐいも同じく、弁慶と牛若が対面している場面です。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆北観音山(きたかんのんやま)【曳山】
「くじ取らず」で、後祭の巡行で橋弁慶山に次いで2番目を行く。 真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、北観音山と南観音山に使われる。 北観音山では販売物は一切なく関係者のみの配布となっている。普通には購入できません。 シンプルに北観音山の紋が入った手ぬぐいです。 古手ぬぐいとして購入。注染手ぬぐいです。
◆鯉山(こいやま)【舁山】
龍門の滝を登った鯉は龍になるという中国の伝説、「登龍門」を表している山。 はねた鯉の手ぬぐいと滝を登る鯉の手ぬぐいです。 どちらも2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆八幡山(はちまんやま)【舁山】
町内に祀られている八幡宮を山の上に勧請した。 山鉾巡行でしょうか?八幡山他、いくつかの山鉾がコミカルに描かれています。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆黒主山(くろぬしやま)【舁山】
謡曲「志賀」に因み、大伴黒主が桜花を仰ぎ眺める姿が表されている。 黒主山の全景ですが、見事なぼかし具合、色の使い方など素敵な手ぬぐいです。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆南観音山(みなみかんのんやま)【曳山】
「くじ取らず」で、後祭の巡行の6番目を行く。 真木の代わりに立てる松の木は、毎年鳴滝から2本届けられ、北観音山と南観音山に使われる。 南観音山の全景手ぬぐいです。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆役行者山(えんのぎょうじゃやま)【舁山】
日本に古くからある修験道を主題にした山。 役行者山の全景手ぬぐいです。真ん中に法輪。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆浄妙山(じょうみょうやま)【舁山】
平家物語の宇治川の合戦に因んだ山。 筒井浄妙が橋を渡って一番乗りをしようとした時、後から一来法師がその頭上を飛び越えて 先陣をとってしまった様子を表している。この手ぬぐいも同じ様子が描かれています。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆鈴鹿山(すずかやま)【舁山】
伊勢の国・鈴鹿山で人々を苦しめた悪鬼を退治した説話に因んだ山。 京都全景の絵地図に鈴鹿山が描かれています。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆鷹山(たかやま)【休山】
2019年は唐櫃での巡行参加。休み山で現在復興を目指している山鉾。 鷹山の紋が描かれていますが、二匹の鷹は雄雌なのだとか。それぞれを別々に描いています。 2017年に購入。注染手ぬぐいです。
◆大船鉾(おおふねほこ)【鉾】
元治元年(1864年)の蛤御門の変により一部を残し焼失。 2012年に御神面を入れた唐櫃(からひつ)による特別な形で山鉾巡行に復帰し、 2014年には150年ぶりに巡行に復帰を果たした。 舳先が一年毎に大金幣と龍頭に入れ替わるが、こちらは大金幣の手ぬぐい。 購入した2017年は大金幣の年でした。
祇園祭 休み山
◆布袋山(ほていやま)【休山】
天明の大火(1788年)に焼失して以来休み山。 今のところ手ぬぐい等はありません。
先頭へ